簡単にイラストの線に躍動感をつけてみよう!

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webサイトをデザインするにあたり、簡単なイラストをお客様から依頼される事は
ありませんでしょうか?

写真などをトレースしながらも

「いまいちイラストに躍動感が足りないな〜」
「もうちょっとアレンジを効かせたいな〜」

という時もあるかと思います。

そんな時は、自分で描いたイラストの線幅を変えてみるだけで躍動感がでる方法があるのです。

線幅ツールを使ってみよう!
まずは素材として、うちのチームの『池本さん』を借りてきます!

ヒョイ!




この持ちネタ『UFO』を自身満々で披露する『池本ラフさん』をIllustratorのペンツールを使い線をおこしていきます。

ある程度完成イメージが固まっている場合、イメージに適切な線幅で作ると後からあまり調整する必要がないです。

まずはザーッと!池本ラフさんをなぞっていきます。

『線幅が均一な池本さん』ができあがりました!



さて、ここからがポイントです!
この池本さんに『線幅ツール』を使い躍動感をどんどん出していきましょう!



ツールボックスから線幅ツールを選んだら、池本さんの髪の端っこを線の中心に向けてドラックします。

すると線に強弱がつき漫画のペンで描いたような入りの線になります。



逆に線を強くさせたいところは線の外側へドラッグすると、線が太くなり墨が溜まっているような状態になります。



これを繰り返していくと、先ほどの池本さんが…

こちらの池本さんに!



先ほどの線が均一なものと比べて躍動感が強くなったと思いませんか?



今回は比較のために先に線幅が均一なものから製作したのですが、
イラストにこのスタイルを使う時は線画を作る過程で調整して行くと綺麗に仕上がると思います。


主観ですが、TVなどのメディアで使う場合はこういったイラストの線の強さを意識したアレンジが好まれる傾向にあると思います。

逆にグッズなどの女性や子供向け商品を目的としたキャラクターには柔らかさのある均一な線のイラストが多く使用されている様に感じます。


イラストも使用用途を考えながらアレンジすると、元は同じイラストでも使用用途が広がっていきますよ!



おまけ(スムーズツールで簡単調整)

ペンツールで線画を描いている時にどうしても線画歪んでしまい、
気になってそこから何度もダイレクト選択ツールなどを使って修正し、作業がなかなか
進まないことはないでしょうか?

そんな時に便利なツールがコチラ!


このスムーズツールで歪んでいる箇所を上からなぞると


なだらかな線に調整してくれるのです!


これらのツールはイラスト制作だけではなく、ロゴ製作などにも使える便利なツールなので、今まで使用した事がない方いらっしゃいましたら活用してみてはいかがでしょうか?




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